【大田区】健康診断において前日や当日に注意すべきことについて｜久が原ファミリークリニック｜小児科・内科 ｜大田区久が原・池上

健康診断前日の注意事項

健康診断の前日は、21時（夜9時）までに消化の悪いもの、脂肪分の多い食べ物やアルコールを避けた食事を済ませておきます。また、21時（夜9時）以降は、食事を摂ってはいけません。健康診断の項目には空腹時血糖の測定があります。

指定された時間以降に食事を摂ると血糖値の数値が上昇し、正しい数値が測定できません。夜中や当日の朝に食事を摂ってしまうと再検査になるおそれがありますので、早めに夕食を済ませ、その後は食事を摂らないようにしてください。

また、前日の食事はうどんやおかゆなど消化のよいものがおすすめです。消化に悪い食事を摂ると、中性脂肪や血糖値の結果に悪影響を及ぼすおそれがあります。

睡眠不足も、血液検査や尿検査における数値に影響する可能性がありますので、前日は十分に睡眠をとることが大切です。

薬の服用については、事前にかかりつけ医に相談してください。健康診断への影響は薬の種類によって異なりますので、自己判断してはいけません。

健康診断当日の注意事項

健診当日は基本的に朝から絶食する必要があります。少量（コップ1杯程度）の水やお茶など、糖分の入っていない飲み物は摂取可能です。

牛乳やスポーツドリンク、ジュースなどの清涼飲料水、ガム、飴などは糖分が含まれています。検査数値（血糖・中性脂肪・肝機能ほか）に影響を与えてしまいかねないため、当日の摂取は控えてください。コーヒーもカフェインの影響で心拍数や血圧が上昇する可能性がありますので、毎日飲む習慣がある方は注意が必要です。

また、健康診断を受診するまでは禁煙です。喫煙は血圧の上昇や血液検査、心電図検査などに影響を及ぼします。

午前の時間帯で健診を受診される方へ

健康診断が午前中の場合は、基本的に朝食は控えましょう。健診の2時間前まではコップ1～2杯の水のみ摂取可能です。もちろん、お酒や煙草は控えてください。

午後の時間帯で健診を受診される方へ

健康診断が午後からの場合は、当日であっても受付時間の6～8時間前までは食事が可能です。ただし、朝食を摂るのであれば、消化のよい食べ物にしてください。

健康診断1週間前からの生活習慣

健康診断で身体の状態を正しく検査するためには、検査前の生活習慣を整えることが大切です。まず基本として、規則正しい生活習慣を心がけてください。早寝早起きをする、暴飲暴食をしない、バランスのよい食事を摂るなど、生活習慣を見直すだけでも身体の状態は整います。

また、脂っこい揚げ物やアルコールなども控えたほうが賢明です。肝機能の検査において数値が悪化する可能性があります。もちろん、普段から控えるに越したことはありませんが、健康診断前だけでも対策を行うことで、検査結果の変化が期待できるかもしれません。