肥満症治療外来|大田区久が原の内科・小児科|久が原ファミリークリニック|池上駅徒歩12分・土曜日も診察対応
肥満症治療外来
management of obesity disease
management of obesity disease

「お薬による適切な肥満症治療を始めてみませんか?」
「健診でメタボを指摘された」「食事制限や運動だけでは限界を感じている」「ダイエットのたびにリバウンドしてしまう」――そのお悩み、一人で抱え込まないでください。
当院の肥満症治療外来では、内科医が医学的根拠にもとづき、お一人おひとりの状態に合わせた薬物療法で安全・丁寧にサポートします。美容目的ではなく、生活習慣病の予防・改善を目的とした治療です。「まず話だけでも聞いてみたい」という段階でもお気軽にご相談ください。
※当院の肥満症治療は自費診療です。美容目的でのマンジャロ処方のご来院はお断りしています。
「肥満」と「肥満症」は、似ているようで医学的には異なります。この違いを正しく理解することが、治療を始める第一歩です。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
肥満症に関連する健康障害は以下の通りです。これらは肥満が引き金となって発症・悪化することが多く、適切な体重管理によってリスクを大きく下げることができます。

出典:日本肥満学会 肥満症診療ガイドライン2022
当院ではBMI 25以上の方を治療対象としています。「肥満症」の診断がなくても、肥満予備軍の段階から医療的にサポートすることで、将来の生活習慣病を予防することを目的としています。
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、もともと2型糖尿病の治療薬として承認された注射薬です。治療を続ける中で体重が大きく減少することが確認され、現在は肥満症治療における有力な選択肢として注目されています。当院では、肥満に関連した健康上のお悩みをお持ちの方に対して、自費診療にてマンジャロを用いた治療をご提供しています。
マンジャロの最大の特徴は、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)という2種類のホルモンに同時に作用する点です。この「二重作用(デュアルアゴニスト)」のしくみが、従来のGLP-1単独薬よりも高い体重減少効果をもたらすと考えられています。
GIP・GLP-1 二重作用のはたらき
● GLP-1受容体への作用
食欲を抑えて食べすぎを防ぐとともに、胃の内容物が排出されるスピードをゆるやかにします。食後の血糖値が急激に上がりにくくなる効果もあります。
● GIP受容体への作用
脂肪細胞に直接はたらきかけ、脂肪の蓄積を抑えながら脂肪の分解・消費を促します。GLP-1の効果をさらに高める相乗効果があると考えられています。
マンジャロは週に1回、皮下注射で投与します。副作用(主に消化器症状)を軽減するため、低用量から開始し、体の反応を確認しながら段階的に増量していきます。最終的な投与量は体重の変化や副作用の状況を考慮して、担当医が判断します。
| 期間 | 用量 | 目的・ポイント |
|---|---|---|
| 開始〜4週 | 2.5 mg | 体を薬に慣らす「導入期」。副作用が出やすい時期のため、食事・体調の変化を観察します。 |
| 5〜8週 | 5 mg | 食欲抑制・体重減少の効果が実感されやすくなります。効果が十分であればこの用量を継続します。 |
| 9週目以降 | 7.5 mg〜 | 5mgで効果が不十分な場合、副作用がないことを確認しながら4週ごとに2.5mgずつ増量します。 |
| 最大用量 | 15 mg | 増量できる上限は週1回15mgまでです。最終的な用量は体重の変化・副作用の状況をみて担当医が判断します。 |
大規模な臨床試験(SURMOUNT試験)では、72週間(約17か月)の投与で体重が平均約20%以上減少したことが報告されています。体重が減ることで、高血圧・糖尿病・脂質異常症・睡眠時無呼吸といった肥満に伴う合併症の改善も期待できます。ただし、効果には個人差があり、すべての方が同様の結果を得られるわけではありません。食事・運動習慣の見直しと組み合わせることで、より良い効果が期待できます。
多くの場合、副作用は増量のタイミングに一時的に現れ、数日〜1週間程度で落ち着いてきます。用量を急に上げず、段階的に増量することで副作用のリスクを最小限に抑えられるよう配慮しています。
| 副作用・注意事項 | 詳細 |
|---|---|
| 吐き気・嘔吐 | 最も多く見られる副作用です。増量直後に起こりやすく、多くは数日で軽快します。 |
| 食欲低下 | 治療効果の一部でもありますが、食事量が極端に減る場合は担当医にご相談ください。 |
| 便秘・下痢 | 胃腸の動きが変化することで起こります。水分摂取・食物繊維の補充が助けになります。 |
| 注射部位の反応 | 注射した箇所に赤み・かゆみ・腫れが生じることがあります。毎回注射部位を変えることで軽減できます。 |
| 禁忌(使用できない方) | 膵炎の既往がある方、妊娠中・授乳中の方、甲状腺髄様癌の既往または家族歴がある方には使用できません。 |
⚠️ マンジャロは自費診療薬です。使用前に必ず問診・診察を行い、適応を確認した上で処方いたします。副作用やご不明な点は、いつでも担当医にご相談ください。
⚠️ 上記はあくまで目安です。治療が可能かどうかは、初回診察時の問診・検査結果をもとに担当医が総合的に判断します。不明な点はお気軽にご相談ください。
初めての方は以下の①〜③の料金が、2回目以降はお薬代となります。
①診察料・②検査料について
| 診察料(税込) | 検査料(税込) | |
|---|---|---|
| 初めての受診 | 3,300円 | 3,300円 |
| 2回目以降 | 不要 | 実施した場合のみ3,300円 |
③お薬代(マンジャロ)について
| マンジャロ(皮下注・週1回) | 1本価格 | 4本価格(約1ヶ月分) |
|---|---|---|
| マンジャロ(2.5mg) | 5,500円 | 22,000円 |
| マンジャロ(5mg) | 7,500円 | 30,000円 |
| マンジャロ(7.5mg) | 11,000円 | 44,000円 |
| マンジャロ(10mg) | 14,000円 | 56,000円 |
| マンジャロ(12.5mg) | 18,000円 | 72,000円 |
| マンジャロ(15mg) | 24,000円 | 96,000円 |
💡 料金はすべて税込です。多くの方は5〜10mgを維持用量として継続します。効果が不十分な場合に、副作用を確認しながら段階的に増量します。最終的な用量は担当医が判断します。
治療の流れ
自由診療に関する重要事項
■ 未承認医薬品等(異なる目的での使用)について
当院で肥満治療に使用するマンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満・体重管理を目的とした使用は、国内では承認されていません。なお、マンジャロと同成分(チルゼパチド)の注射製剤であるゼップバウンドは、肥満症治療薬として厚生労働省より承認されています。
■ 入手経路について
当院で使用するマンジャロは、国内の医薬品卸業者より仕入れた国内承認薬です。海外からの輸入品は一切使用していません。
■ 諸外国における安全性等に係る情報
マンジャロは、美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用については承認されていないため、重大なリスクが完全には明らかになっていない可能性があります。ただし、同成分のゼップバウンドが厚生労働省より肥満症治療薬として承認されており、一定の安全性・有効性データが存在します。
■ 医薬品副作用被害救済制度について
本治療は自由診療(自費診療)です。万が一、重篤な副作用が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。副作用が疑われる症状が現れた際は、速やかに担当医にご相談ください。