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【2026年】肥満症治療の料金・治療期間の目安(マンジャロ)|大田区 久が原・池上|大田区久が原の内科・小児科|久が原ファミリークリニック|池上駅徒歩12分・土曜日も診察対応

【2026年】肥満症治療の料金・治療期間の目安(マンジャロ)|大田区 久が原・池上

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※本ブログは、大田区の久が原ファミリークリニックで行っている肥満症治療について、2026年10月に執筆しました。
※本記事は、久が原ファミリークリニック 院長・日本内科学会 総合内科専門医/日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医の森川日出男が監修しています。

 

肥満症の注射治療は、半年〜1年ほどかけて続ける治療です。自由診療のため、始める前に「期間」と「費用」の見通しを持っていただくことが大切です。

【まとめ】当院の肥満症治療(マンジャロ)の料金・治療期間

  • 治療期間:多くの方で半年〜1年程度が目安です
  • 通院頻度:2〜4週ごと(治療に慣れるまでは2週ごとの方が多いです)
  • 初診時の費用:診察料3,300円+検査料3,300円(2回目以降の診察料はかかりません)
  • お薬代(4週分):2.5mg 16,800円/5mg 22,400円/7.5mg 32,800円/10mg 44,000円
  • 総額の目安:5mgで続けた場合、6か月で約135,400円、12か月で約269,800円
  • 保険:自由診療(全額自己負担)です
  • 対象:BMI25以上の方(美容目的の方は対象外です)

▶ WEB予約はこちら / ▶ 肥満症治療外来の詳細はこちら

大田区久が原の当院で行っているチルゼパチド(マンジャロ)による肥満症治療について、このブログでは、

  • ・治療期間の目安と、各時期に行うこと
  • ・1か月あたりの薬代と、初診時にかかる費用
  • ・6か月・12か月続けた場合の総額
  • ・やめどきとリバウンドの考え方
  • ・保険が使えない理由と注意点

などについてご説明します。治療の対象となる方や薬の仕組みについては、肥満症治療外来のページをご参照ください。

1.肥満症治療の期間はどのくらいかかるか

大田区 久が原ファミリークリニックの肥満症治療 料金と治療期間

結論

  • ✓ 体重が十分に下がるまでには、多くの方で半年〜1年程度かかります
  • ✓ 海外の大規模臨床試験(SURMOUNT-1)でも、72週間(約1年5か月)かけて効果を評価しています

この試験では、72週間後の平均体重減少率は5mgで約15%、10mgで約20%、15mgで約21%でした(プラセボ群は約3%)。ただし効果には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。

治療の流れと期間の目安

  • ✓ 初診(1日目):問診・身体測定・血液検査で、治療が可能かを確認します
  • ✓ 導入期(1〜4週):2.5mgから開始し、体を薬に慣らします
  • ✓ 増量期(5週〜):5mgに増量します。効果が不十分な場合は、副作用を確認しながら4週ごとに2.5mgずつ増量します(上限15mg)
  • ✓ 維持期:当院では5mgで続けている方が多く、効果が不十分な場合に7.5〜10mgへ増量します
  • ✓ 終了期:目標体重に達したら、医師の指導のもと徐々に減量して中止します

通院は2〜4週ごとです。治療に慣れるまでは、2週間に1回通院される方が多いです。毎回、体重や副作用の有無を確認し、次の受診までのお薬をお渡しします。注射はペン型の器具を使い、週1回ご自宅でご自身で行います。

2.肥満症治療の1か月あたりの費用

 

診察料・検査料(税込)

  • ✓ 初診の診察料:3,300円
  • ✓ 初診の検査料:3,300円
  • ✓ 2回目以降の診察料(再診料):なし
  • ✓ 2回目以降の検査料:採血を行った場合のみ3,300円

※健康診断や直近の採血結果をお持ちの場合、初診時の検査が不要になることがあります。

お薬代(マンジャロ)

2026年8月1日の薬価改定後の価格です。通院の間隔に合わせて、2週分(2本)または4週分(4本)をお渡しします。

用量 1本 4本(4週分)
2.5mg 4,200円 16,800円
5mg 5,600円 22,400円
7.5mg 8,200円 32,800円
10mg 11,000円 44,000円
12.5mg 14,000円 56,000円
15mg 18,000円 72,000円

※価格は税込です。1箱2本入りのため、2本単位でのお渡しとなります。最新の料金は肥満症治療外来のページでもご確認いただけます。

用量が上がるほど1か月の費用も上がる点がポイントです。どの用量で維持するかによって、総額が大きく変わります。

3.肥満症治療の総額はいくらになるか

 

代表的な2つのパターンで、初診時の診察料・検査料(計6,600円)とお薬代の合計を計算しました。4週間を1か月として計算しています。当院では5mgで続けている方が多いため、パターンAがひとつの目安になります。

パターンA:5mgで維持する場合(当院で多いパターン)

  • ✓ 1か月目:2.5mg(16,800円)+初診料・検査料(6,600円)
  • ✓ 2か月目以降:5mg(22,400円/月)
  • ✓ 総額:6か月で約135,400円、12か月で約269,800円

パターンB:10mgまで増量して維持する場合

  • ✓ 1か月目:2.5mg(16,800円)+初診料・検査料(6,600円)
  • ✓ 2か月目:5mg(22,400円)
  • ✓ 3か月目:7.5mg(32,800円)
  • ✓ 4か月目以降:10mg(44,000円/月)
  • ✓ 総額:6か月で約210,600円、12か月で約474,600円

再診料はかからないため、総額のほとんどはお薬代です。経過中に採血を行った場合は、その都度3,300円が加わります。

※上記は目安です。実際の用量は、効果と副作用をみて担当医が判断します。

4.やめどきとリバウンドの考え方

 

チルゼパチドは、使っている間は食欲を抑えて体重を下げますが、体質そのものを変える薬ではありません。

肥満症治療の臨床試験(SURMOUNT-4)では、36週間の治療で体重を減らした後、薬をやめたグループはその後1年間で体重が約14%増加しました。続けたグループは、さらに約5.5%減少しています。急にやめると、体重が戻りやすいことがわかっています。

当院での終了の進め方

  • ✓ 目標体重に達したら、段階的に用量を減らして中止します
  • ✓ 中止後も2〜4週ごとの受診を続け、体重の推移を確認します
  • ✓ 治療中から食事・運動の習慣づくりを並行して行うことが、リバウンド予防の土台になります

なお、副作用が強い場合や効果が乏しい場合には、途中で中止をご提案することもあります。自己判断での中止はおすすめしませんので、必ず担当医にご相談ください。

5.保険が使えない理由と注意点

 

同じ成分の「ゼップバウンド」は、肥満症治療の薬として保険適用があります。ただし保険で使えるのは、次の条件をすべて満たす場合に限られます。

保険適用の条件

  • ✓ 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがある
  • ✓ BMI35以上、またはBMI27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上ある
  • ✓ 6か月以上の食事・運動療法で十分な効果が得られていない
  • ✓ 専門医や管理栄養士が常勤する、学会認定の教育研修施設で治療を受ける

また、保険での投与期間は最大72週間と定められています。当院はこの施設要件にあてはまらないため、自由診療(全額自己負担)でマンジャロによる治療を行っています。

ご理解いただきたい注意点

  • ✓ マンジャロは国内では2型糖尿病の治療薬として承認されており、肥満症への使用は国内未承認です
  • ✓ 当院で使用するマンジャロは、国内の製薬メーカーから正規の流通経路で入手しています(海外からの個人輸入品ではありません)
  • ✓ 同一成分の肥満症治療薬として、国内ではゼップバウンドが承認されています
  • ✓ 主な副作用は吐き気・便秘・下痢などの消化器症状で、増量直後に出やすく、数日で軽くなることが多いです
  • ✓ 自由診療のため、重い副作用が起きた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります
  • ✓ 自由診療と保険診療は、同じ日にあわせて受診することができません

6.よくある質問

 

Q1. マンジャロの治療に保険は使えますか?

A. 申し訳ございませんが、当院の肥満症治療は自由診療(全額自己負担)となります。保険が使える条件や理由は、上記「5.保険が使えない理由と注意点」をご覧ください。

Q2. 2回目以降の通院でも診察料はかかりますか?

A. 2回目以降の診察料(再診料)はございません。かかるのはお薬代のみです。必要に応じて採血を行った場合のみ、検査料3,300円をいただいております。

Q3. 治療は何か月くらい続ける必要がありますか?

A. 多くの方で、半年〜1年程度が目安です。目標体重に達した後は、用量を段階的に減らして終了します。期間には個人差がありますので、担当医と相談しながら進めてまいります。

Q4. 効果はいつごろから感じられますか?

A. 食欲の変化は、開始後の比較的早い時期に感じる方がいらっしゃいます。体重の変化は、用量を調整しながら数か月かけて現れることが多いです。効果の現れ方には個人差がございます。

Q5. 途中で治療をやめることはできますか?

A. はい、可能です。ただし急に中止すると体重が戻りやすいため、ご自身の判断ではなく、担当医にご相談ください。副作用がつらい場合も、早めにお知らせください。

Q6. 通院はどのくらいの頻度ですか?

A. 2〜4週ごとにご来院いただいております。治療に慣れるまでは2週間に1回通院される方が多く、慣れてきたら4週ごとに移行するのが一般的です。再診料はかかりませんので、通院回数が増えても費用は変わりません。

Q7. 健康診断の結果があれば、初診時の検査は不要ですか?

A. 直近の健康診断や採血結果をお持ちいただければ、検査が不要になることがございます。初診の際にぜひご持参ください。

Q8. 美容目的でも治療を受けられますか?

A. 申し訳ございませんが、美容目的の方やBMI23未満の方は治療の対象外となります。対象となる方については、肥満症治療外来のページをご覧ください。

Q9. お支払いは現金以外も使えますか?

A. 各種クレジットカード、交通系IC、PayPayでの決済がご利用いただけます。

そのほかのご質問は、よくある質問ページもご覧ください。

久が原・池上エリアをはじめ、大田区で肥満症治療をお考えの方へ。費用や期間について、ご自身の場合はどうなるかを知りたい方は、まずは初診でお気軽にご相談ください。体重やこれまでの経過をうかがったうえで、無理のない計画をご提案します。

対象となる方・対象外となる方など、治療の詳細は肥満症治療外来のページをご覧ください。

 

参考情報

最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(ゼップバウンド)|厚生労働省
Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity(SURMOUNT-1)|N Engl J Med. 2022
Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction(SURMOUNT-4)|JAMA. 2024

 

 

<この記事の監修者>

久が原ファミリークリニック院長森川 日出男

森川 日出男(もりかわ ひでお)
久が原ファミリークリニック 院長

経歴
日本医科大学卒業。国立病院機構 東京医療センターにて初期研修、総合内科後期研修、小児科後期研修を修了し、同センター総合内科医員を務める。その間、松原アーバンクリニックの非常勤医師として訪問診療に従事。その後、自由が丘メディカルプラザにて内科・小児科・訪問診療に従事し、久が原ファミリークリニックを開業。

資格・所属学会
日本内科学会 総合内科専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医・指導医
臨床研修指導医(厚生労働省)
日本小児科学会/日本内科学会/日本プライマリ・ケア連合学会/日本感染症学会

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