2023年度からRSウイルス感染の重症化を予防するシナジス接種を開始致します。
シナジスは、早産児や生まれつき心臓に疾患がある乳児のために、通常は大学病院や総合病院で行われる治療です。そのため近くのクリニックではシナジス注射を受けられず、注射だけのために毎月、遠く離れた総合病院まで足を延ばさないといけない赤ちゃんがほとんど、というのが現状です。
これを解消するため、2023年度より当院ではシナジス接種を導入しました。初回の投与は大学病院で、2回目以降から当院というご希望もお受けいたします。
Synagis
2023年度からRSウイルス感染の重症化を予防するシナジス接種を開始致します。
シナジスは、早産児や生まれつき心臓に疾患がある乳児のために、通常は大学病院や総合病院で行われる治療です。そのため近くのクリニックではシナジス注射を受けられず、注射だけのために毎月、遠く離れた総合病院まで足を延ばさないといけない赤ちゃんがほとんど、というのが現状です。
これを解消するため、2023年度より当院ではシナジス接種を導入しました。初回の投与は大学病院で、2回目以降から当院というご希望もお受けいたします。
RSウイルスは小さいお子さんの細気管支炎や肺炎の原因となるウイルスです。大人が感染した場合は軽いかぜ症状のみでおさまりますが、予定日よりも早く生まれた赤ちゃん、生まれつき呼吸器や心臓に病気をもっている赤ちゃんなどが感染すると重症化し、入院治療が必要になる場合があるため注意が必要です。
シナジスは、RSウイルス感染症の重症化を防ぐ目的で開発されたもので、RSウイルスに対する抗体成分の注射です。そのためシナジスを接種するとRSウイルスに対する免疫が強くなり、重症化を防ぐことができます。 ただし効果の持続が短いため、流行シーズンの間は月に1回の接種が必要になります。他の予防接種との間隔を考慮する必要はなく、同時接種も可能です。
以下の方は重症化のリスクが高く保険適応でシナジスを接種できます。