◆ Q&A
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熱がある場合はすぐに受診した方が良い?
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まず大事なことは、「熱の高さ=病気の重症度」ではない、ということです。発熱は身体を守る防御反応なので、たとえ40℃近い高熱であっても熱以外の症状がなく、水分摂取や睡眠が保たれていれば、急いで受診する必要はありません。
ただし、次のような症状がある場合には早めに受診しましょう。- ① ぐったりして元気がない、非常に機嫌が悪い、意識が悪い
- ② 嘔吐を繰り返し水分がとれない
- ③ 呼吸が苦しそう(息が荒く早い、顔色が悪い、ヒューヒューするなど)
- ④ 生後3ヶ月未満の発熱(元気に見えても必ず受診して下さい)
- ⑤ 強い頭痛や腹痛がある
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解熱剤は何℃になったら使うべき?
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基本的には何℃という決まりはありません。39℃を超える高熱でも元気で水分が摂れていて、睡眠もとれている場合には必ずしも使用する必要はありません。
熱で元気がなく不快そうな時に使ってあげて下さい。
また、内服と坐薬に大きな効果の差はありませんので、お子さまに合わせて使用して下さい。
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体は温める?冷やす?
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以下の3つのStepに分けて考えると良いでしょう。
- Step1
熱の上がりかけで、手足が冷たく震えている時は体を温めましょう。 - Step2
熱が上がりきると、顔が赤くなり手足も温かくなります。この時期には熱がこもらないように薄着にしましょう。冷却材は本人が快適に感じるようであれば使用して構いません。お子さんの体温は環境温の影響を受けやすいので、室温はご家族が快適に感じる程度の温度を維持しましょう。 - Step3
汗をかいて熱が下がってきた時には、冷えないように衣服をこまめに着替えましょう。
- Step1
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水分、食事は何をあげれば良い?
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水分:熱があっても嘔吐や下痢がなければ、普段飲んでいるものを少し多めに飲ませましょう。嘔吐や下痢の時は塩分が失われやすいので、経口補水液やスポーツドリンクを与えましょう。少量ずつこまめに補給するのがポイントです。
食事:消化に良いものを与えましょう。お粥やうどんなどが良いでしょう。食欲がない時には無理に食事はとらせず、経口補水液やスポーツドリンク、お味噌汁などの塩分・糖分を含むものをあげましょう。
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お風呂は入って良い?
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熱が38℃前後で比較的元気であれば短時間の入浴は構いません。発熱時は汗をかきやすいので皮膚を清潔に保つことも大切です。
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朝熱がなければ登園・登校しても良い?
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朝熱が下がっていても、昼過ぎから夕方、夜になると再び熱が上がることはよくあります。一般的には24時間以上熱がないこと、食欲が回復していることを目安に集団生活に復帰しましょう。
インフルエンザや水ぼうそう、おたふく、風疹など登園・登校の基準がある感染症はそれに従って下さい。