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帯状疱疹ワクチンが定期接種化されました|久が原ファミリークリニック|小児科・内科 |大田区久が原・池上

帯状疱疹ワクチンが定期接種化されました

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令和7年度から帯状疱疹ワクチンが定期接種化されました!

帯状疱疹ワクチンによって、帯状疱疹やその合併症を予防できます。
※2025年度から、65歳以上の5歳きざみの方への帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になります。

大田区のホームページ

 

帯状疱疹とは?

 

帯状疱疹は、強い痛みを伴う帯状の湿疹ができる皮膚疾患です。水ぼうそうと同じウイルス「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因であり、1回目の感染では水痘が発症しますが、その後ウイルスは体内の神経節にひそみ続け、2回目以降の感染で帯状疱疹として発症します。加齢に伴って発症率が高くなる疾患で、特に50歳代から急激に増加し、80歳までに約3人に1人が発症するとされています。また、帯状疱疹の発疹が完治した後もその部位に痛みが持続し、「帯状疱疹後神経痛」になることがあります。この神経痛は治療をしてもなかなか改善しないこともあり、中には一生続いてしまう方もいます。

 

帯状疱疹の予防方法は?

現在日本では帯状疱疹を予防するために2種類のワクチンがあります。一つは、2016年に帯状疱疹の予防に関する認可がおりた水痘ワクチンです。もう一つは、2020年1月に認可されたシングリックスというワクチンです。シングリックスは非常に予防効果が高いワクチンですので、基本的にはシングリックスの接種をお勧めします


 

 定期接種と任意接種について

大田区在住の方は、2026年3月31日までは任意接種でも助成が受けられます。以下のフローチャートでご自身がどちらに該当するかお確かめ下さい。

 

 

 

 定期接種の対象者

過去に大田区の助成を使用して帯状疱疹予防接種を受けたことが無い、以下の年齢の方

  • 令和8年3月31日時点で65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、
    100歳以上の方((注釈1)100歳以上の方については定期接種開始初年度に限り全員対象。)
  • ・60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害者手帳をお持ちの方(1~4級)

 

接種費用

1 生ワクチン 「ビケン」 4,000円×1回
2 不活化ワクチン 「シングリックス」 11,000円/回×2回
(注釈1)生活保護等受給者は無料です。
(注釈1)助成を受けられるのは1、2いずれかの接種に限ります。

 

接種期間

令和7年4月23日から令和8年3月31日まで
(注釈1)予診票が届きましたら接種できます。
予診票は、令和7年4月下旬に対象者へ郵送されます。
転入等により予診票がお手元にない方は、感染症対策課へお問合せください。
大田区から転出した場合、この予診票は使用できませんので、転出先の自治体にお問い合わせください。

 


 

 任意接種の対象者

接種日現在、大田区に住民登録のある50歳以上の方(定期接種対象者を除く)

 

接種費用

1 生ワクチン 「ビケン」 3700円×1回(4,000円の助成)
2 不活化ワクチン 「シングリックス」 11,000円/回×2回(11,000円/回の助成)

赤の金額が当院での支払い額です
(注釈1)予防接種後に費用を請求できる償還払い制度はありません。
(注釈1)助成を受けられるのは1、2いずれかの接種に限ります。

 

接種期間

令和8年3月31日まで
(注釈1)来院後「予診票兼助成申請書」をご記入頂きます。書類はクリニックにあります。